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                  高脂血症とはどんな病気か
                   
                   「高脂血症」とは血液中の脂肪分が一定量を超えて高くなる状態をいい、 
                   
                  動脈硬化の原因になります。 
                   
                  自覚症状が少ないため“沈黙の病気”とも呼ばれています。 
                   
                   
                  高脂血症は音もなく進行する“沈黙の病気”
                   
                   定期的に行われる企業内検診や公的機関による成人病検診などで、 
                   
                  コレステロール値や中性脂肪値が高く「高脂血症」と診断される人が 
                   
                  目立って増えています。 
                   
                   
                   からだのどこのも異常を感じないのに「高脂血症ですね」と診断され驚く人は 
                   
                  意外と多いものです。高脂血症は別名を“静かなる病気”あるいは“沈黙の病気” 
                   
                  “サイレントディジース”ともいい、ほとんどの場合まったく自覚症状がないのが特徴です。 
                   
                   
                   このように高脂血症ではコレステロールや中性脂肪が増えても、 
                   
                  特別に症状が現れないのが一般的です。しかし、遺伝的体質により 
                   
                  発症する「家族性高コレステロール血症」の場合、コレステロールが異常に増え、 
                   
                  それが、手の甲やひじ、まぶたなどに沈着し、黄色腫(おうしょくしゅ)と呼ばれる 
                   
                  脂肪の塊ができたり、 黒目の周囲に白い輪(角膜輪)が 
                   
                  認められたりすることがあります。 
                   
                  高脂血症とは、血清脂質の濃度が高い状態をいい、 
                   
                  “病気”そのものが直接に生命を左右するものではありません。 
                   
                   
                   しかし、それを放置すると、動脈硬化が進行し、やがて心筋梗塞や脳梗塞など 
                   
                  危険な合併症を引き起こすことになるので、注意が必要です。 
                   
                   
                   高脂血症を見過ごし、動脈硬化が高度に進行して、ついに合併症が発症したときは 
                   
                  すでに手遅れといったことも多く、高脂血症があなどれない理由はそこにあるわけです。 
                   
                   
                   
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