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                  コレステロールだけでなく中性脂肪にも要注意
                   
                   コレステロールばかりでなく、中性脂肪の高いことも問題になります。 
                   
                  中性脂肪値が高い人は高血圧や糖尿病が合併しやすいので注意が必要です。 
                   
                   
                  中性脂肪はHDL“善玉”コレステロールを減少させ動脈硬化を招く
                   
                   中性脂肪と動脈硬化との関係をみると次のようになります。 
                   
                   
                   中性脂肪の多くはVLDLというリポたんぱくに含まれます。VLDLは、 
                   
                  LDL“悪玉”コレステロールほど悪影響を及ぼしませんが、VLDL値が高いと 
                   
                  その一部は分解されてLDLになり、一方HDLを減少させる働きをします。 
                   
                  つまり、中性脂肪が高い、すなわち血中のVLDLが多い状態になると、 
                   
                  結果的にLDL“悪玉”コレステロールが増え、HDL“善玉”コレステロールが 
                   
                  少なくなるわけです。こうして中性脂肪は動脈硬化を促進することになります。 
                   
                   
                   そうした意味で、40歳を過ぎて下腹が出てきたら健康への赤信号ととらえ、 
                   
                  食生活や運動不足に注意して血中の中性脂肪値が高くならないように注意することが、 
                   
                  動脈硬化の予防につながるのです。 
                   
                   
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