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運動療法を行うときの注意点は?
運動療法で大切なことは、基本的な注意事項を守り、体調の悪いときは運動を
控えるなど、むりをしないことです。体調に合わせて柔軟に対応しましょう。
運動中は汗のかきぐあいに応じ水分の補給を
運動中に汗を多くかく場合は、適度に水分を補給することが大切です。
発汗作用により体内の水分が不足すると、血液が濃縮して粘りけが増し、
血流が悪くなって心臓にも大きな負担をかけます。特に、高脂血症や高血圧により
動脈硬化が進んでいるときは、血栓ができやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞を
起こしやすくなります。
特に真夏の気温や湿度が高いときは、水分の補給をこまめにすることです。
なお、高脂血症、高血圧症、冠動脈疾患、糖尿病などと診断させ、治療を
受けている場合の運動療法は、医師の指示に従って正しく行わなければなりません。
心疾患、心電図異常、肺疾患、腎疾患などが認められる人は、特に注意してください。
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