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ビタミンCとコレステロール
ビタミンCは、脂肪の代謝に関与し、血中コレステロール値を下げる手助けをしてくれます。
調理法などを工夫して、効率よく摂取しましょう。
調理中の損失を加味して所要量の3倍を献立に
成人のビタミンC所要量は1日50ミリグラムとなっていますが、ビタミンCは
たいへんデリケートな栄養素です。水に溶けやすく、熱にも弱いので、調理の過程での
栄養損失は免れません。
ビタミンCの調理による損失率は、50〜60パーセントといわれます。また、ビタミンCは、
食品の保存中にもどんどん失われていきます。
調理や保存での損失を考えると、実際には1日の所要量の3倍くらいを目標に
摂取するのが望ましいでしょう。
ビタミンCは、とりすぎでも、その分は排泄されますから、過剰症の心配はありません。
逆にいうなら、“とりだめ”はできないわけで、毎日、きちんととる必要があります。
ビタミンCの供給源としては、野菜(特に緑黄色野菜)やいも類がおすすめです。
いも類には、加熱しても壊れにくいビタミンCが豊富に含まれています。
果物はとりすぎると肥満を招きますから、注意してください。
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