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                  食物繊維とコレステロール
                   
                  “便秘解消”だけが食物繊維の役割ではありません。食物繊維は、動脈硬化、 
                   
                  大腸がん、肥満、糖尿病といった文明病対策に欠かせない食品成分です。 
                   
                   
                  食物繊維の動脈硬化予防効果に注目!
                   
                   炭水化物の一種である植物繊維は、人間がもっている消化酵素では分解されない 
                   
                  食品成分です。いってみればからだの中を素通りしていくだけの“食べもののカス”で、 
                   
                  5大栄養素(たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル)のようにからだに 
                   
                  吸収利用されるわけではありません。「便秘予防に役立つらしい」というくらいは 
                   
                  昔から知られていましたが、消化器官に余分な負担がかかるといって、 
                   
                  むしろじゃま者扱いされることのほうが多かったものです。 
                   
                   
                   ところが、その“カス”が、ここ25年ほど前から、5大栄養素プラスアルファの 
                   
                  “第6の栄養素”として世界中で注目されています。便通を改善する効果ばかりでなく、 
                   
                  肥満や糖尿病を予防したり、血中コレステロール値や血圧をコントロールしたり、 
                   
                  腸管内の有害物質を排出したりする働きもあることがわかったからです。 
                   
                   
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